「インディアンレストラン　ナンカレー」インド・ネパールのシェフによるインドカレーのお店です。

2/15　オープンしました。新規出店ですが、スタッフ皆さんの手際の良い接客と厨房の慣れた様子の完成度がかなり高く感じました。日本人のスタッフはいないんですが皆さんが日本語堪能です。

昨年の秋より、「居抜き飲食店」として募集を担当させていただきました。住宅街を背負う好立地で店内の状況も良い物件でしたので、たくさんのお問い合わせをいただきました。諸条件、タイミングがなかなか合う方がなく、今回のネバール人の方に借りて頂くことになりました。

商談始めのの当初は「外国籍の方で大丈夫？」という、こちらの勝手な潜在意識の中でスタートした案件でしたが、話しをすすめるうちに、お店作りに対する熱意と地に足がついたしっかりとした考え方は、何らの不安も感じさせないお客さまでした。ご本人も保証人さんも、長い間の日本での営業経験も豊富です。日本語の「賃貸借契約書」を漢字はわからなくても、言葉での説明でしっかりと理解をし、日本の商取引を理解してくれている事に、とても驚かされました。「世界の中の日本」という事を強く認識しました。

ふるさとから遠く離れた地で、家族親戚力を合わせて日本社会の中で生き抜いている人達です。真剣さが違いますね。

今回の取引では前オーナー様からの内装・設備譲渡の調整、引き継ぎの時期の調整、そして建物所有者様のご理解をいただくための契約内容の取り交わしと、クリアーすべき点が多い難しい案件でした。