スズキ　浜松工場、ヤマハ発動機　新工場の三方原台地への進出より、ものづくり企業が大規模地震、水害時のリスク回避で新工場の建設、移転の動きが活発に行われています。多くのお客様が物件を探しているのですが、大きさ、予算と合致するものがなかなかありません。

行政主導により「第三都田地区工場用地」として全１２区画の分譲がされていますが、小さな区画でも３０００坪を超えています。それから新築となりますと、補助金をいただくとしても大きな資金が必要となり、町工場である中小企業にとっては、ハードルの高い計画となっています。

今回の当社のお客様は方面、ご予算、規模に加えて、仕事の受注状況に伴い、いち早く稼働が出来る物件をということで、中古の工場に絞り込んで探していました。海に近いエリア等、場所によってはあるのですが、なかなか、全ての条件に合致する物件を探すのは至難の技です。

春からたくさんの工場を一緒に内覧し検討を重ね、浜松市北区内の工場の売買に伴う引き渡しをすることができました。

今回の物件は場所、規模はもちろんの事、何よりインフラ関係が整備されており、すぐに稼働ができる工場として、お客様に喜んでいただきました。